水戸教育福祉専門学校きょうとう日記何だか、おもしろい話を聞かせてくれるのだそうだよ〜平成20年2月19日 時季はずれなゆうれいばなし・・・学校というのは、普段は学生の声が賑やかで、時には騒がしいくらいですが、放課後や休日など学生がいない時には、ガランとしてものさびしいものです。 都市伝説というのでしょうか、学校によくある幽霊話とか怪談話も、そんなことが原因なのかもしれませんね。 特に明るいうちはまだいいんですよ。 暗くなると、廊下や教室など、自分の足音が響いたりして、かなり怖かったりするんですよね。 本校にもあったんですよ、幽霊話が。 ちょっと時季はずれかもしれませんが、今日はそんな話をしてみましょうか。 本校は、平成13年に鉄筋コンクリート三階建ての新しい校舎になったのですが、この話は、木造二階建ての古い校舎だったころのことです。 暗くなると人気のない二階で足音がするのです。 その足音は気のせいと言うにはあまりにはっきりと聞こえてくるので、 「絶対いるよね」 「うん、間違いないね」 「でも大人の足音ではなさそうだよね」 「うーん、そうですねぇ。やっぱり子どもの幽霊なんじゃないですかね」 というような会話を教職員同士で交わしたことを覚えています。 平成13年の12月に新校舎になってからは、そのような足音や気配もなくなってしまいました。 学校の幽霊も旧校舎と共に本校を卒業してしまったようです。 水戸教のゆうれいばなし・・・のオチ上に書いたような話をしていた頃のことですが、ある日出勤したら、一階の天井の隅に穴が開いていました。何か上から下へ突き抜けたような感じの穴です。 「あの穴はどうしたの?」 と尋ねると、 「上からハクビシンが落ちてきたんですよぉ」 という返事が返ってきました。 旧校舎は木造二階建ての古い建物で、一階の天井と二階の床の間にハクビシンが住み着いていたんですね。 本校は水戸市の千波町にあるのですが、同じ町内に住んでいた非常勤の先生から、家を建て替える時に天井や壁の後ろから、ハクビシンのものと思われる糞やら毛などが大量に出てきたという話を伺ったことがあり、このあたりでは決して珍しいことではないようです。 なーーーーーんだ(^^; 幽霊のものと思っていた足音も、気配も、みーーーーーんなハクビシンだったんだ!!! ハクビシンの身体は小さいから、大人の足音には聞こえなかったんだ。 そして、校舎を壊した時に、みんなどこかへ引っ越していっちゃったんだ!!! 前のページへトップページへ |