楽譜点訳「おたまじゃくし」





♪2010年6月19日、愛媛県松山市の松田忠昭先生より、「おたまじゃくしの点訳楽譜目録(点字版)」を頂きました。
ダウンロードしてご利用下さい。

♪楽譜目録(点字版)


★大分前の新聞記事に「楽譜点訳グループおたまじゃくし」の話題が紹介されていました。
下のリンクをクリックすると記事の朗読が始まります。
3分33秒です。

感謝のコンサート



★記事に反応して、メンバーの石塚さんからメールがとどきました。
一部割愛して貼り付けます。

題名:[kanon-ml :89] Re: 感謝のコンサート
受信日時:2009年 5月23日(土曜)18時28分

須之内さま、石塚です。

「おたまじゃくし」の感謝のコンサートの記事をありがとうございました。

先日、松永先生にも「カノンでも是非!!」と激励していただき、ちょうど昨日の例会(赤塚)で皆さんにもお話ししたところです。
昨日は、フルートのMさんが例会に来て下さり、楽しくいろいろお話を伺うことが出来ました。
もしも、カノンでもそんなコンサートができる時があったら、Mさんもぜひ演奏して下さいとお願いしました。
でも、10周年は無理かなぁ、15周年ぐらいにできたらいいね、と話し合いました。


★元愛媛県立松山盲学校の音楽の教諭、松田忠昭先生から、松山市の楽譜点訳グループ、「おたまじゃくし」の情報を送っていただきました。
チェンバロの演奏家として有名な武久源造さんは、松田先生の教え子です。
武久さんは、水戸市の芸術館のオルガンを何度かえんそうされたことがあります。

♪楽譜点訳「おたまじゃくし」の歩み    松田忠昭

★1 楽譜点訳講習会の開講
(1) 開講 1999年1月開講(隔年年に実施)
(2) 主催 愛媛県視聴覚福祉センター
(3) 講習会の回数 週1回(2時間) 連続5回
(4) 受講者数 5〜10名
(5) 目標 旋律の楽譜点訳が出来るようになること
(6) 講習の内容
A.高音部譜表と低音部譜表の階名の読み取り
B.点字楽譜の「音列」と五線譜との関係
C.旋律の点訳に必要な記号と規則の理解
D.パソコンによる楽譜点訳と校正の方法
E.終了証書の授与
F.講師 松田忠昭

★2 楽譜点訳「おたまじゃくし」の設立
(1) 設立 1999年3月(講習会1期生による)
(2) 代表 松田忠昭
(3) 会員数 6名(現在は15名)
(4) 会の登録先 愛媛県視聴覚福祉センター、松山市総合福祉センター
(5) 会議と役員
A.総会 年度始めに開き、役員(2名)の選出と必要事項の決定
B.月例会 原則として月2回(10時から15時30分まで)
C.月例会の内容 点訳の割り振り、原本の確認と点訳方法の統一、
読みやすく・暗譜しやすい書き方の工夫など
D.研修場所 松山市総合福祉センター研修室。
パソコン数台、点字・墨字プリンタ、コピー機など配置
(6) 年会費 1500円

★3 研修内容
(1) テキストの輪読と、話し合いによる各項目の共通理解
(2) 音譜の前後に書く記号の位置とその順序
(3) 読みやすく・暗譜しやすい段構成、小節番号など、書き方の工夫
(4) 点訳した楽譜の校正の方法

★4 これまでに点訳した主な楽譜
(1) 1999年 讃美歌などの旋律と歌詞
(2) 2000年 クラリネット、アルトサックス、フルートなどの曲集
(3) 2001〜2002年 シャンソン、カンツォーネなどの曲集(フランス語・イタリア語)
(4) 2002〜2003年 優しいピアノ曲集
(5) 2005年 歌劇「カルメン」(抜粋)の歌詞(フランス語・英語)・コーラス・アリア (現在全曲の点訳中、 点字では全9巻)
(6) 2006年 バッハの「無伴奏チェロ組曲」 (点字では全2巻)
(7) 2007年 聖歌集 (点字では全14巻)
(8) その他 童謡、ハーモニカ、ピアノ・ピース、合唱曲、トランペット協奏曲、子どものためのソルフェージュ、エレクトーンメロディーズ(コード付き)など

★5 その他
(1) 点字印刷 点字プリンタESA721で両面印刷して、点訳依頼者に送付。(原則として一冊は150ページ以内)
(2) 点訳料金 18行両面書き一枚15円
(3) 点訳した楽譜の登録先 愛媛県視聴覚福祉センターを通じて「ナイーブネット」へ
(4) 参考文献
A.点字楽譜の基礎 日本ライトハウス発行(墨字・点字)
B.楽譜点訳の基礎 日本点字図書館発行 (墨字 現在改定中)
C.世界点字楽譜解説 京都ライトハウス発行(墨字・点字、墨字は絶版)
D.新国際点字楽譜表記解説 Bettye Krolick編纂(点字楽譜点訳の会「星」訳、楽譜
点訳「おたまじゃくし」点訳〜墨字・点字)




前のページへ



トップページへ