日記

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2008年6月8日(日) 新保さんの千葉情報

題名 : 千葉友の会からの情報
差出人 : 新保 敏三
受信日時 : 2008年 6月 8日(日曜) 10時59分

新保です。千葉からの情報です。

> 石川隆です。盲ろう者の「博士」
> なのはな畑のみなさんへ
>
> 石川隆です。
> アサヒコムというサイトに、福島智さんが東京大学で
> 学術博士号をとったという記事がありました。
> 盲ろう者の「博士」は国内初。世界でもきわめてまれだそう
です。
>
以下に、ホームページの内容を貼り付けました。

目見えず、耳も聞こえず 東大・福島さんに博士号
2008年06月07日15時22分

 目が見えず、耳も聞こえない。ヘレン・ケラーのような障害
のある福島智(さとし)さん(45)が東京大学で学術博士号
をとった。盲ろう者の「博士」は国内初。世界でもきわめてま
れだ。自らの人生の絶望と再生の歩みを分析して論文にした。
11日、学位授与式がある。

 福島さんは神戸市生まれ。3歳で右目を、9歳で左目を失明
。さらに、14歳で右耳の聴力を、18歳ですべての音を奪わ
れた。

 人とコミュニケーションできないことに、何よりもうちのめ
された。救ったのが、母令子さん(74)が思いついた「指点
字」だった。

 点字は六つの点の組み合わせで50音などを表す。点字のタ
イプライターは、両手の人さし指、中指、薬指の6本を使って
打つ。令子さんは、同じように息子の6本の指先に打って言葉
を伝えた。この方法を生かした「指点字通訳」で、福島さんは
人とのコミュニケーションを取り戻した。

 周囲の支援をえて都立大学で学び、01年から東大先端科学
技術研究センター助教授に。03年から博士論文にとりくみは
じめた。

 19歳までの自分を研究対象にした。幼稚園の絵日記、中高
時代の手記、母や自身の日記、関係者へのインタビューなどか
ら、その「喪失と再生」を浮かび上がらせた。

 4歳で右目を摘出。手術室の無影灯の不気味な光と切なさ。
6歳のとき「義眼を出して見せろ」といじめにあう。全盲で右
聴力も失った14歳。全盲の教師に「目が見えんて、どういう
ことや」と問われ、「障害」や人生について問い、考え始めた


 そして盲ろうに。無音漆黒の世界にたった一人、孤独と絶望
のふちに沈んだ。盲学校では教師や友人が「指点字」で話しか
けてくれたが、友人がいなくなると集団の中に独りぼっち。さ
らに深い孤独と絶望を味わった。

 ある日、喫茶店で先輩が第三者の発言を指点字でそのまま「
通訳」し、周囲の様子もラジオの実況のように伝えた。目の前
がパッと開け、この世に戻ってきた気がした。

 論文で最も伝えたかったのは「コミュニケーションにいのち
を救われたということ」。盲ろうとは「コミュニケーションで
大切な『感覚的情報の文脈』の喪失。相手の表情や声の調子な
どの『感覚的情報』がないと、本当の意図などの『文脈』もわ
からない。通訳という支援によってそれを取り戻し、再生する
過程を伝えたかった」という。

 「生後19カ月で盲ろうになったヘレン・ケラーは言葉をえ
て『人間』に成長する『誕生物語』。だが盲ろう者の多くは、
人生の途上でコミュニケーションを奪われる『喪失』の過程を
たどる。自分自身を切り刻んでありのままを分析し、障害やコ
ミュニケーションの意味を考えたかった」

 作業は膨大だった。資料はすべて電子データにし、点字ソフ
トに変換して読んだ。執筆はパソコンで打ち、点字に変換して
確認した。点字と指点字を使うので、指は目であり耳。腱鞘炎
(けんしょうえん)に苦しんだ。適応障害と診断され、断続的
に休養した時期もある。

 福島さんは「盲ろうは確かにしんどいけれど、自分に言い聞
かせてきた『苦悩には意味がある』ということ、それは間違っ
ていなかったと確信しています」と話している。(生井久美子

2008年6月16日(月) 新保さんからのメール

題名 : ちば盲ろう者友の会石川さんからの情報
差出人 : 新保 敏三

受信日時 : 2008年 6月16日(月曜) 18時27分

.こんにちは、新保です。
千葉の石川さんからの情報です。以下に貼り付けます。
・・・
石川隆です。
6月22日(日)にNHK総合で放送される
「課外授業〜ようこそ先輩〜」の番組に、
福島智さんが出演されます。
再放送はBS2で6月24日(火)に、
NHK教育で6月30日(日)の早朝にあります。

NHK総合テレビ『課外授業〜ようこそ先輩〜』
日時:6月22日(日)午後1時05分〜1時34分

再放送
BS2で6月24日(火)午後3時30分〜3時59分
NHK教育テレビで6月30日(月)午前1時05分〜1時34分

よかったら見てください。
・・・

2008年6月23日(月) 7月の集いの連絡と内容

題名 : 茨城盲ろう者の集い やすらぎより
差出人 : やすらぎ
受信日時 : 2008年 6月23日(月曜) 16時 0分

やすらぎです。このメールは複数送信しています。



茨城盲ろう者の集いについて

ご存じのかたも多いと思いますが、今年度で全国盲ろう者協会の
通訳・介助者派遣事業が廃止されることになりました。
派遣事業がなくなると、盲ろう者自身が困るだけでなく、
潜在している盲ろう者の方々の社会参加、
自立などの人間的生活を脅かす心配があります。

当事者である、盲ろう者の方たちから友の会結成に強い要望があり、
結成に向けて話し合いを重ねていくことに意見が一致し、
今後、皆さんの意見を聞きながら具体化して行くことになりました。

これからの勉強会、交流会で皆さんの意見を伺いたいと思います
ので、多数のご参加をお願いします。

5月、6月にも再度友の会発足についての話し合いを
行いました。 

7月も引き続きおこないます。

日時 平成20年7月13日(日曜日)午後1〜3時
会場 ウララ2ビル 土浦市総合福祉会館

6階 ボランティア活動室

※ 参加申込及び問合せ先
茨城県立聴覚障害者福祉センター「やすらぎ」
メール adz73710@ams.odn.ne.jp
TEL:029-248-0029
FAX:029-247-1369



また、今回は友の会会則案を一緒にお知らせします。

会則案へ追加、訂正等をご検討いただき、

7月の集まり時に、ご意見をいただければと

考えています。

よろしくお願いいたします。

2008年6月23日(月) 盲ろう者向け通訳者養成研修会

題名 : 盲ろう者向け通訳者養成研修会 やすらぎより
差出人 : やすらぎ
宛先 : やすらぎ
受信日時 : 2008年 6月23日(月曜) 16時10分

やすらぎです。このメールは複数送信しています。

平成20年度の盲ろう者向け通訳者養成研修会の
案内が届いています。

期日 平成20年10月20日〜24日 5日間
場所 全国身体障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)
受講定員 40名程度
研修料 2000円(交通費、宿泊費、食費は自己負担)
     別途テキスト代 1680円
締切  平成20年8月8日

詳細をご希望のかたは、やすらぎまで
ご連絡ください。

※問い合わせ等
茨城県立聴覚障害者福祉センター「やすらぎ」
TEL 029−248−0029
FAX 029−247−1369
アドレス adz73710@ams.odn.ne.jp

2008年6月26日(木) 新補さんからのメール

題名 : Fwd: [chiba-hana:0853] 伊藤:みやぎ友の会より
差出人 : 新保 敏三
受信日時 : 2008年 6月26日(木曜) 21時15分

新保です。 千葉からの情報です。

伊藤 敦子 wrote: From:伊藤 敦子
To:なのはな畑ML
Subject:[chiba-hana:0853] 伊藤:みやぎ友の会より
Date:Thu, 26 Jun 2008 20:04:30 +0900 (JST)

みやぎ盲ろう児・者友の会より、
友の会が設立した旨の連絡をいただきました。
なお、12月21日(日)に福島智さんをお招きして、
設立記念講演会を開催するそうです。

伊藤 敦子

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