茨城の盲ろう者






★取手の指点字サークルが常陽リビングの取材を受け、2010年5月15日版の1面に掲載されました。

「指点字サークル」

★2009年8月の交流会で、茨城盲ろう者友の会会長の安東千代子さんが公演をしました。
公演する安藤千代子さん
その時の録音をご紹介します。

公演1
公演2
公演3
公演4
公演5
公演6
公演7
公演8


★2010年3月7日、「通訳ガイド員養成口座」で、安藤たみ子さんが盲ろう者の実情を公演しました。
その時の録音を紹介します。

公演1
公演2
公演3


★東京都盲ろう者支援センターの内覧会レポートがとどきました。
下のリンクからお入り下さい。

内覧会レポート







★盲ろう者とは、目と耳に障害がある人のことで、見え方と聞こえ方によって、障害の種類や程度もさまざまです。
また、二つの障害が何時発症したかによって、聞こえなくても音声で話が出来たり、点字を使様出来たり、手話が使えたり、手書き文字が使えたりと、コミュニケーション手段もさまざまです。
なかには、不幸にして、コミュニケーションの方法を失ったまま暮らしている盲ろう者もいます。
このように、盲ろう者の障害は人によって違いがあり、援助の方法も画一的なものではありません。
 茨城県には約250名の盲ろう者がいると言われています。
しかし、その実態を知ることは出来ません。
何処かの団体に属していた人が、少しずつ視力と聴力を失って行く過程を知って、周囲の人たちが援助を始たような例を除いては、盲ろう者からも、私達からもアクセスすることがむづかしいからです。
盲ろう者の支援を始めようとするとき、この事が一番の問題となっています。
 私たちは、数名の盲ろう者を支援するため、指点字や触手話等、盲聾者とのコミュニケーションの勉強会を開いています。

★2008年9月4日、久しぶりに県庁へ行ってきました。
福祉事業の地方移管が盲ろう者サービスにも実施されることになり、茨城の盲ろう当事者が組織作りを始めたからです。

★思ったより早く、「茨城盲ろう者友の会」が出来ることになりました。
2008年12月21日に設立総会が開かれます。
発足までの経過につきましては、トップページの「盲ろう者交流日誌」をお読みください。


「茨城盲ろう者友の会」設立趣意書



 視覚と聴覚の両方に障害を併せ有する人を盲ろう者と言います。
 平成18年(2006年)厚生労働省の身体障害者実態調査によれば、盲ろう者は全国で22,000人いるとされ、全国盲ろう者協会の統計資料では平成20年9月末の時点で、茨城県内の推計盲ろう者数は517名、そのうち全国盲ろう者協会への登録盲ろう者数は8名となっています。
現在私たちが把握している県内の盲ろう者は9名(非会員を含む)で、推計の517名には遠く及びません。
存在を確認できない理由として、盲ろう当事者がコミュニケーション手段を失っている事、また情報が盲ろう当事者や家族に届いていない事等が考えられます。
 盲ろうの障害は、弱視難聴、盲難聴、弱視ろう、全盲ろう等さまざまです。
またその障害の発生時期や病状の進み方等により、コミュニケーション手段も個人によって異なります。
そのため障害の実態や困難な日常生活は理解されぬまま、福祉サービスの利用すら受けられず、家に閉じこもりがちな生活を余儀なくされているのが実情です。
 全国で各県が次々と友の会を立ち上げている中、茨城県では平成13年ひとりの盲ろう青年との出会いにより、筑波技術短期大学(※現在の筑波技術大学)の視覚部にて、盲ろう者1名、盲ろう者以外10名の計11名で平成14年1月に集まりを持ちました。そして同年3月、筑波大学にて第1回目の「茨城盲ろう者の集い」としての交流会を開きました。(盲ろう者5名 盲ろう者以外30名 計35名)
その後も定期的に盲ろう者とその家族、支援する人達の集まりを持ち、指点字や手話の学習会や交流会、講演会などを通して親睦を深めてきました。
 また全国盲ろう者協会が実施している「盲ろう者向け通訳・介助者派遣事業」が今年度で廃止されることになり、これからは茨城県でも通訳・介助者の養成や派遣事業実施へ向けての組織的な取り組みや啓発活動なども必要と考えられます。
 平成20年(2008年)12月21日私たちは「茨城盲ろう者友の会」を設立することとなりました。盲ろう者の福祉の向上や交流の場の確保、自立と社会参加を目指した活動を、会員一同力を合わせて取り組んでいきたいと思います。


★このページをご覧になった方で、目と耳が不自由になってこまっている人(あるいは、その関係者)をご存知の方はぜひご一報下さいます様お願いします。

★連絡先
029-251-8686
須の内




☆2007年12月9日、盲ろう者交流会で、朝日ビール守谷工場へ行ってきました。
(詳しいことは「盲ろう者交流日誌」でご覧下さい。)
試飲時間も終わりに近い頃、満足そうに笑っていた「カンナさん」の写真をアップしておきます。


カンナさん



☆写真の「カンナさん」から掲示板に書き込みがありましたので、下に貼り付けます。

12月9日のアサヒビール工場見学、楽しかったですね。
見学コースの最初に見る映画には手話がついたり、コースのところどころには簡単な触れるミニチュア模型のようなのがあったり、長い見学コースを歩くのが大変な人のために車椅子の貸し出しがあったり。
多様な見学者を想定した取り組みが感じられて好感もてました。
試飲もおいしかったです!!!

(管理者より)感嘆符三つが印象的な投稿でした!!!
携帯のカメラで撮った写真でも、グラスが二つ写っているそうですが、実際は感嘆符と同じ数のグラスを重ねたと聞きました。
盲ろうのKさんもビールがお好きで、「やはり、ここで飲むビールは店で買って飲むビールとは一味違うね!!」とご満悦そうでした。


★水戸市では、8月から、「グループ外出支援制度」と言う、全国でも珍しい取り組みが始まりました。
私も、この制度作りに関わって、いろいろ勉強させてもらいました。

ここで言う「グループ」とは、「3人以上の障害者」のことで、各グループは支援窓口に登録しておく必要があります。
そして、外出計画書と、支援依頼書を提出すると、3人に対して一人のガイドヘルパーを派遣してもらえることになっています。
外出の目的に制限はなくて、散歩でも買い物でも、条件が整えば旅行でもかまいません。この制度を少しアレンジすれば、盲ろう者の外出支援に役立てることが出来るように思います。


★先日、私がhp作りのノウハウを教えてもらっている方から、日記のCGIの設置法と使い方を教えてもらいました。
そこで、2003年から貯めてあった「盲ろう者関係のメール」を貼り付けています。
千数百通余りのメールの中から、全く自分勝手に選択して貼り付けています。
交流会の通知文や行事に参加した感想、会の運営に対する貴重な意見など、作業を中断して考え込んでしまうこともあります。
トップページの「交流会日誌」から入ってご覧下さい。

★石田良子さんのお話を別のページにまとめました。
下のリンクからお入りください。

「石田良子さんのお話」のページへ






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