日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2008年2月18日(月) 千葉からの情報

題名 : Fwd: [chiba-hana:0722] 石川隆です。福祉ネットワーク
差出人 : 新保 敏三

宛先 : 新保敏三
受信日時 : 2008年 2月18日(月曜) 17時31分

新保です。
千葉友の会からの情報を転送します。
千葉友の会会員盲ろ者星野さんの放送も含まれているようです


--- 石川 隆

> 石川隆です。福祉ネットワーク
> Date:Mon, 18 Feb 2008 15:29:41 +0900 (JST)
>
> なのはな畑MLの皆さんへ
>
> 石川隆です。
> 2月19日(火)のNHK教育テレビの「福祉ネットワーク
」で、
> 「社会起業家の挑戦」があります。
> 番組に寄せられた多くの反響に応えて、2007年度に放映
された、
> 会社を興して社会問題に自ら取り組む方たちの番組が再構成
して
> 放送されます。
> 昨年9月4日に放映された、盲ろう者の星野厚志さんと共に
企業訪問
> マッサージ事業を興した田辺大さんも含まれるようです。
>
> 放送予定:2月19日(火)20:00〜20:30
> 再放送 :2月26日(火)13:20〜13:50

2008年2月21日(木) 新補さんからのメール

題名 : 盲ろう者支援 ミニタウンミーティング参加報告
差出人 : 新保 敏三

受信日時 : 2008年 2月21日(木曜) 18時11分

お早うございます。 新保です。
 2月10日 13時30分から15時30分まで ちば中央
コミュニティセンターで、 千葉盲ろう者友の会の主催する「
盲ろう者の支援はどうあるべきかを考える ミニタウンミーテ
ィング」が行われたので、茨城盲ろう者の集い・勉強会を欠席
し参加してきました。 誤りもあるかと思いますが恥をしのん
で 概要を紹介します。
 司会は友の会会長で盲ろう者の加藤さんが行い、参加者は盲
ろう者、支援者合わせて50人ほどでした。 東京の盲ろう者
も参加していました。                県か
らは3名の担当者が参加していました。 
県からの説明は45分ほどで、
1 新たな障害者計画の策定と第3次千葉県障害者計画の推進
について
2 障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県作り条例
について
3 千葉県における盲ろう者の現状と取り組み
の3点について簡単な説明があり、そのあと30分ほど2名の
盲ろう者から意見・要望がだされました。

加藤 もうろう者の困難には、次がある。         
1 移動が困難 例 ア 交通機関のバリアフリーはメリット
少なかった。 電車の切符うりば:視覚障害者向け音声ガイド
はあるが、盲ろう者には聞き取り難く切符を買うのが困難 エ
レベーター:開く音が聞こえないのでどちらのドアが開くか分
かりにくい。 電車:行き先、降りる駅も分かりにくい。音声
ガイドが有っても聴覚に障害があるため分かりにくい。
 2 コミュニケーションの困難
   視覚障害者が、中途で聴覚障害になった者は手話を知ら
ない人が多い。 視覚障害があるので手話を学ぶのが困難。
 以上の困難を解決する手段として、通訳介助者が重要。
盲ろう者は通訳・介助者のおかげで移動しコミュニケーション
ができる。 今日参加の盲ろう者は通訳介助者のおかげで参加
できた。 通訳・介助者派遣制度は盲ろう者にとってとても便
利だ。 現在県内には300人ほどの盲ろう者が居るが、この
制度を知り利用しているのは20人くらい。 もったいない。
すべての盲ろう者が利用できるようにして欲しい。また、派遣
の利用に制限があり、緊急のとき以外使えないような感じ。 
盲ろう者は視覚・聴覚両方に障害があるので情報を得るのが難
しい。通訳・介助者との交流で情報を得る。盲ろう者の社会参
加は、通訳・介助者を通して可能になる。 派遣制度は、制限
を少なくし、盲ろう者が自由に使えるようにして欲しいという
のが願い。 また、盲ろう者が就職したいと思っても難しい。
パソコン使える人もいるので就労自体は可能。壁は通勤に通訳
・介助を使えないこと。千葉のみではない。盲ろう者が働きた
い意思があるなら働けるよう行政が努力して欲しい。また、在
宅勤務制度があるが、これも希望する者が勤務出来るように支
援を。

星野 目と耳の両方に障害があるとはどのような状態か。
 一人で外を歩けない。一人で他人と話が出来ない、難しい。
このため勤めていた会社への通勤が困難になり、職場でのコミ
ュニケーションの問題もあり仕事を続けられなくなり、会社を
辞めざるを得なかった。退職後も通勤、コミュニケーションの
問題から、働きたくても働けない状態となった。一番心が通じ
合っていた家族とさえうまくコミュニケーションがとれなくな
り、その後、強い孤独感にとらわれ、家に閉じこもりの状態と
なった。 全盲ろう又はそれに近い盲ろう者を例にとると、家
の中でテレビ、ラジオ、新聞を利用できなる。 盲ろう者の出
来る事は、点字の文章を読むことだけだ。 私の盲ろうの友人
は、視覚障害の他に耳も聞こえなくなった時、「どうすれば、
周りに迷惑をかけずに死ぬことが出来るかを考えた」と話した
。 今まで私の話したことは、重度の盲ろう者の状況です。そ
のような盲ろう者でも通訳・介助者のサポートがあれば外を歩
くことも、人と話すことも出来るようになる。通訳・介助者派
遣制度は重度の盲ろう者が人並みの生活、人間らしい生き方が
出来るようにという願いや思いから出来たもの。しかし、今の
県の派遣制度は盲ろう者に十分なものとは思えない。 健常者
なら友人に会いたいと思ったとき、すぐに会える。買い物した
いと思ったときは、すぐに買い物に行ける。身体の調子が悪い
と感じたら、すぐに病院に行ける。 でも、盲ろう者は、友人
に会いたい、買い物したい、身体の調子が悪く病院に行きたい
、と思っても 我慢しなければならない。 県の派遣事業は盲
ろう者が我慢しなければならない状態になっている。盲ろう者
も、健常者と同じ人間。同じような人並みの生活、人間らしい
生き方がしたいのです。それには、利用時間の制限のない派遣
事業を作ってもらいたい。
 
この後15時30分まで質疑応答したのち、自由交流をし16
時30分解散した。 自由交流のあいだ県の担当者は重度盲ろ
う者と意見交換をしていた。
  

2008年2月23日(土) 盲ろう者の移動介助

題名 : Re: [chiba-hana:0721] 奥村:盲ろう者の移動介助
差出人 : やすらぎ

受信日時 : 2008年 2月22日(金曜) 13時39分

高橋です。

新保さん、3月9日の移動介助の連絡を
ありがとうございました。

東京友の会へ連絡してみたら、
県外でもどうぞとのことでした。
直接申込でかまいませんとのことなので、
皆さんにお知らせすることにします。

2008年2月27日(水) やすらぎより

題名 : 茨城盲ろう者の集い ご案内
差出人 : やすらぎ
受信日時 : 2008年 2月27日(水曜) 19時 7分

やすらぎです。
このメールは複数送信しています。

今回は、2点です。
3月の茨城盲ろう者の集いと
東京で行われる盲ろう者の移動介助の
ご案内をお送りします。

3月の交流会の計画をたてました。
今月は、県障害福祉課の担当のかたに
来ていただき、茨城県内の盲ろう者の状況等に
ついて、懇談会形式で行います。
ぜひご参加ください。

1)日時 平成20年3月16日(日曜日)
    午後1〜3時
2)会場 茨城県立聴覚障害者福祉センター「やすらぎ」
     常磐線水戸駅から、吉沢車庫行きに乗ります。
     終点の吉沢車庫で下車後、徒歩3分
3)内容 茨城県内の盲ろう者の状況等
4)申込先 やすらぎまで下記内容を連絡お願いいたします。
5)申込〆切 3月12日(水曜日)
申込内容
(1)氏名
(2)住所及び連絡先(電話・FAX番号、メール等)

3)障害の有無

 {@盲ろう A聴覚 B視覚 Cその他(    )D無}
4)コミュニケーション手段

 {@点字  A手話  B筆談  C音声  Dその他(  )}

問合先
茨城県立聴覚障害者福祉センター「やすらぎ」/高橋
水戸市住吉町349−1
TEL 029−248−0029
FAX 029−247−1369



以下は、東京で行われます。
県外のかたも大丈夫です。
参加ご希望のかたは、直接、東京盲ろう者友の会まで
お申し込みください。

「盲ろう者の移動介助」〜盲ろう者にとって安全・安心な移動介助方法を考える〜



日時:2008年3月9日(日) 13:30〜16:30
場所:戸山サンライズ 2階 大研修室(住所:新宿区戸山1-22-1)

(アクセス:東京メトロ東西線早稲田駅、都営大江戸線若松河田駅より徒歩10分)

主催:特定非営利活動法人東京盲ろう者友の会
後援:独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」

趣旨:盲ろう者の移動介助方法については、必ずしも確立された方法があるわけではありません。はたして、盲ろう者にとって、安心して安全に移動できる介助方法とは、どのようなものなのでしょうか?

特定非営利活動法人東京盲ろう者友の会では、独立行政法人福祉医療機構からの助成を受け、盲ろう者が普段使用している移動介助方法をまとめた冊子、『盲ろう者と移動介助』を作成しました。本セミナーで、『盲ろう者と移動介助』の概要を報告するとともに、移動介助にまつわる当事者からの講演を通して、盲ろう者の移動介助のあり方について考えていきます。

プログラム
13:00  開場
13:30  ごあいさつ (東京盲ろう者友の会理事長 山岸康子)

13:40  『盲ろう者の移動介助』について (東京盲ろう者友の会 前田晃秀)

14:40  私にとっての移動介助〜盲ろう者から見た安全・安心な移動介助とは〜


(東京盲ろう者友の会田幸勇二、藤鹿一之)

16:00  質疑応答

16:30  閉会

※ プログラムは変更することがあります

参加費:無料

参加申込
電話、FAX、メールにて、3月3日(月)までに、以下の連絡先までお申込みください。その際、下記の事項をご記入またはお伝え下さい。(1)氏名(2)所属(3)希望文字種(点字・墨字)(4)連絡先(電話・FAX・メールのいずれか)(5)障害種別(盲ろう・視覚障害・聴覚障害など)(6)通訳・介助者の有無(有の場合、通訳・介助者名)情報保障:全体手話通訳、パソコン要約筆記あり。 <お申し込み・お問い合わせ先>特定非営利活動法人 東京盲ろう者友の会〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-13 神保町藤和ビル8階TEL / 03-3222-3001 FAX / 03-3222-5665tokyo-db@tokyo-db.or.jp

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

感想メールはこちらへお願いします
Akiary v.0.51